ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、じり高

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円はじり高。2時時点では142.98円と24時時点(142.79円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。米金融当局者のタカ派発言などを手掛かりにした買いの流れが継続。米10年債利回りが3.80%台まで上昇幅を拡大するなか、一時143.00円と昨年11月以来の高値を更新した。

 ユーロドルは小安い。2時時点では1.0954ドルと24時時点(1.0958ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。全般にドル買いが進んだ流れに沿って1.0949まで本日安値を更新。売りの勢いこそ穏やかになったものの、その後の戻りも限られている。

 ユーロ円は2時時点では156.63円と24時時点(156.48円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、本日高値圏で底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.61円 - 143.00円
ユーロドル:1.0949ドル - 1.1012ドル
ユーロ円:155.62円 - 156.65円

(岩間)
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