ニューヨーク外国為替市場概況・23日 ドル円、3日続伸
23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は143.70円と前営業日NY終値(143.11円)と比べて59銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.68%台まで低下したことなどを受けて円買い・ドル売りが先行。ボスティック米アトランタ連銀総裁が年内の利上げ見送りを支持したことも相場の重しとなり、一時142.72円と日通し安値を付けた。
ただ、下押しは限定的だった。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に続き、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「今年あと2回の利上げは非常に妥当な予測」などと発言すると一転円売り・ドル買いが優勢に。米10年債利回りが3.75%台まで低下幅を縮めたことも相場を下支えし、一時143.87円と昨年11月以来7カ月ぶりの高値を更新した。市場では「世界の主要な中央銀行の中で日銀が大規模な金融緩和を続けていることが一段と際立っており、投資家は円を売る姿勢を強めている」との声が聞かれた。
ユーロドルは続落。終値は1.0894ドルと前営業日NY終値(1.0956ドル)と比べて0.0062ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ圏の6月購買担当者景気指数(PMI)速報値が軒並み予想を下回ると、ユーロ圏景気への懸念が強まり、欧州序盤には一時1.0845ドルと日通し安値を付けた。ただ、NY市場に入ると下げ渋る展開に。ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇も支えに1.0902ドル付近まで持ち直す場面があった。
ユーロ円は3営業日ぶりに反落したものの、下値は堅かった。終値は156.66円と前営業日NY終値(156.79円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。利上げ姿勢を崩さない欧州中央銀行(ECB)と大規模な金融緩和を続ける日銀との金融政策の違いが意識されて、この日も円売り・ユーロ買いが出やすかった。
なお、スイスフラン円は一時160.33円まで上昇し、連日で史上最高値を更新した。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は前日、政策金利を1.75%に引き上げ、声明では「物価安定のため、さらに利上げが必要になる可能性は排除できない」と指摘。追加利上げの可能性を示唆した。
本日の参考レンジ
ドル円:142.72円 - 143.87円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0959ドル
ユーロ円:155.06円 - 156.83円
(中村)
ただ、下押しは限定的だった。前日のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に続き、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「今年あと2回の利上げは非常に妥当な予測」などと発言すると一転円売り・ドル買いが優勢に。米10年債利回りが3.75%台まで低下幅を縮めたことも相場を下支えし、一時143.87円と昨年11月以来7カ月ぶりの高値を更新した。市場では「世界の主要な中央銀行の中で日銀が大規模な金融緩和を続けていることが一段と際立っており、投資家は円を売る姿勢を強めている」との声が聞かれた。
ユーロドルは続落。終値は1.0894ドルと前営業日NY終値(1.0956ドル)と比べて0.0062ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ圏の6月購買担当者景気指数(PMI)速報値が軒並み予想を下回ると、ユーロ圏景気への懸念が強まり、欧州序盤には一時1.0845ドルと日通し安値を付けた。ただ、NY市場に入ると下げ渋る展開に。ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの上昇も支えに1.0902ドル付近まで持ち直す場面があった。
ユーロ円は3営業日ぶりに反落したものの、下値は堅かった。終値は156.66円と前営業日NY終値(156.79円)と比べて13銭程度のユーロ安水準。利上げ姿勢を崩さない欧州中央銀行(ECB)と大規模な金融緩和を続ける日銀との金融政策の違いが意識されて、この日も円売り・ユーロ買いが出やすかった。
なお、スイスフラン円は一時160.33円まで上昇し、連日で史上最高値を更新した。スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は前日、政策金利を1.75%に引き上げ、声明では「物価安定のため、さらに利上げが必要になる可能性は排除できない」と指摘。追加利上げの可能性を示唆した。
本日の参考レンジ
ドル円:142.72円 - 143.87円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0959ドル
ユーロ円:155.06円 - 156.83円
(中村)