今日の株式見通し-軟調か 米国株は3指数がそろって週間下落

 東京市場は軟調か。先週末の米国株は下落。ダウ平均は219ドル安の33727ドルで取引を終えた。米6月S&Pグローバル製造業PMI速報値など経済指標が弱く、金融引き締め長期化による景気悪化懸念が強まり、終日さえない動きとなった。ドル円は足元143円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円安の32635円、ドル建てが30円高の32700円で取引を終えた。

 米国株安を受けて売りに押されると予想する。先週の米3指数はそろって週間でも下落しており、ナスダックは9週ぶりに反落した。日本同様に米国でも株価の上昇に一服感が出てきており、目先の利益を確定する動きが出やすくなるだろう。32500円など心理的節目の近辺では、直近の下げに対する押し目買いが期待できる。ただ、下値を拾う程度にとどまり、弱めに始まった後はマイナス圏で模様眺めムードの強い地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32450円-32850円
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