今日の株式見通し-反発か 米国では金利上昇を受けてもナスダックが上昇
東京市場は反発か。米国株はまちまち。ダウ平均が下落した一方、S&P500とナスダックが上昇。ダウ平均は4ドル安の33946ドルで取引を終えた。パウエルFRB議長は上院の議会証言でも利上げの必要性に言及。ただ、前日売り込まれたハイテク株には押し目買いが入った。一方、利上げの長期化が意識されたことで、エネルギー株は下落した。英国中銀が市場予想を上回る0.5%の利上げを決定したこともあり、米国の10年債利回りが大きく上昇。ドル円は足元143円00銭近辺とドル高・円安に傾斜している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて275円高の33445円、ドル建てが335円高の33505円で取引を終えた。
きのうの日経平均は、半導体株を中心にグロース株が強く売られたことで大幅安となった。欧米では金融引き締めへの警戒を高めるニュースが多かったが、これを受けてもナスダックが上昇したことから、きょうはこの動きを好感する流れになると予想する。きのう売り込まれた半導体株がしっかり切り返すことができるかが焦点となる。強い戻りがみられるようなら、指数は前日の下げ分(310円安)を取り戻す展開も期待できる。一方、戻りが甘いようなら、高く始まった後に値を消す展開も想定される。日経平均の予想レンジは33000円-33650円
きのうの日経平均は、半導体株を中心にグロース株が強く売られたことで大幅安となった。欧米では金融引き締めへの警戒を高めるニュースが多かったが、これを受けてもナスダックが上昇したことから、きょうはこの動きを好感する流れになると予想する。きのう売り込まれた半導体株がしっかり切り返すことができるかが焦点となる。強い戻りがみられるようなら、指数は前日の下げ分(310円安)を取り戻す展開も期待できる。一方、戻りが甘いようなら、高く始まった後に値を消す展開も想定される。日経平均の予想レンジは33000円-33650円