欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、下げ渋り

 26日の欧州外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.0904ドルと17時時点(1.0901ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。6月独Ifo企業景況感指数が予想より弱い結果となったことを受けて、17時過ぎに1.0888ドルまで売りに押されたものの、その後は下げ渋る展開。時間外の米10年債利回りが3.67%台まで低下した影響からドル売りも進むなか、再び1.09ドル台を回復した。

 ドル円は戻りが鈍い。20時時点では143.09円と17時時点(143.19円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。143円割れ水準では買い意欲が確認された一方、米金利の低下が相場の重しとなり、戻りも限られた。

 ユーロ円は20時時点では156.03円と17時時点(156.09円)と比べて6銭程度のユーロ安水準だった。17時30分過ぎに155.75円まで下落したが、その後はユーロドルの動きにつれて下げ止まった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.73円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0911ドル
ユーロ円:155.75円 - 156.74円

(岩間)
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