NY株見通し-金融政策の見通しを巡り、米5月コアPCE価格指数に注目
今晩のNY市場はインフレ指標に注目。昨日はナスダック総合がほぼ変わらずとなったものの、ストレステストに合格した金融株が軒並み上昇したことや、強い経済指標を受けて景気後退(リセッション)懸念が和らいだことでダウ平均が269.76ドル高(+0.80%)、S&P500が0.45%高とともに反発した。引け後の動きでは、利益率の悪化が嫌気されたナイキが時間外で4%超下落した。
週末、月末、四半期末、上半期末の取引となる今晩は、期末の持ち高調整の動きが予想されるものの、その影響は限定的とみられ、先行きの金融政策の見通しを巡り、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米国の5月個人消費支出 (PCE) 価格指数に注目する展開か。 変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数は前月比+0.3%と4月分の+0.4%から鈍化が見込まれており、予想通りの結果となれば、利上げの早期打ち止め期待が相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは5月個人所得・個人消費支出・個人消費支出(PCE)価格指数・コアPCE価格指数のほか、6月シカゴ地区購買部協会景気指数、6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にコンステレーション・ブランズが発表予定。(執筆:6月30日、14:00)
週末、月末、四半期末、上半期末の取引となる今晩は、期末の持ち高調整の動きが予想されるものの、その影響は限定的とみられ、先行きの金融政策の見通しを巡り、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目する米国の5月個人消費支出 (PCE) 価格指数に注目する展開か。 変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数は前月比+0.3%と4月分の+0.4%から鈍化が見込まれており、予想通りの結果となれば、利上げの早期打ち止め期待が相場の支援となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは5月個人所得・個人消費支出・個人消費支出(PCE)価格指数・コアPCE価格指数のほか、6月シカゴ地区購買部協会景気指数、6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、同1年先・5年先期待インフレ率確報値など。企業決算は寄り前にコンステレーション・ブランズが発表予定。(執筆:6月30日、14:00)