NY株見通し-米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目
今晩のNY市場はFOMC議事要旨に注目。昨日は米2月製造業・サービス業PMI速報値が予想を上回る強い結果となり米10年債利回りが上昇したことや、小売り大手のホーム・デポの決算やガイダンスが予想を下回ったことでセンチメントが悪化。ダウ平均、S&P500、ナスダック総合はそろって2%超の大幅安となった。引け後の動きでは通期の利益見通しを引き上げたサイバー・セキュリティ会社のパロ・アルト・ネットワークスが時間外で8%超上昇した。
今晩の取引では前日の大幅安からの反動高やパロ・アルト・ネットワークスの上昇も見込まれ底堅い展開が期待されるが、先行きの金融政策の見通しを巡り午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が焦点となりそうだ。1月31日-2月1日に開催されたFOMCでは0.25%の利上げが決定され、利上げ幅は12月会合の0.50%から縮小されたが、議事要旨が金融引き締めに積極的なタカ派的な内容となれば、利上げの長期化による景気悪化懸念が強まることが警戒される。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC議事要旨のほか、MBA住宅ローン申請指数など。企業決算は寄り前にTJXカンパニー、引け後にエヌビディア、エッツィなどが発表予定。(執筆:2月22日、14:00)
今晩の取引では前日の大幅安からの反動高やパロ・アルト・ネットワークスの上昇も見込まれ底堅い展開が期待されるが、先行きの金融政策の見通しを巡り午後に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が焦点となりそうだ。1月31日-2月1日に開催されたFOMCでは0.25%の利上げが決定され、利上げ幅は12月会合の0.50%から縮小されたが、議事要旨が金融引き締めに積極的なタカ派的な内容となれば、利上げの長期化による景気悪化懸念が強まることが警戒される。
今晩の米経済指標・イベントはFOMC議事要旨のほか、MBA住宅ローン申請指数など。企業決算は寄り前にTJXカンパニー、引け後にエヌビディア、エッツィなどが発表予定。(執筆:2月22日、14:00)