欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、下値堅い

 3日の欧州外国為替市場でドル円は下値が堅い。20時時点では144.73円と17時時点(144.83円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。17時30分前に144.88円まで上昇したものの、先週末の欧州高値144.90円手前で上値を抑えられると144.55円付近まで伸び悩んだ。もっとも、日米金融政策の違いから押し目買い意欲が旺盛のなか、一巡すると144.70円台まで持ち直すなど下押しは限られた。

 ユーロ円も下値が堅い。20時時点では157.64円と17時時点(157.50円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が伸び悩んだ場面ではつれる形で日通し安値となる157.26円まで下げたが、ドル円が買い戻されると157.70円前後まで切り返した。

 ユーロドルは20時時点では1.0892ドルと17時時点(1.0875ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。欧州序盤からの売りは1.0871ドルを底に一服し、その後は1.0890ドル台まで下げ渋っている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.23円 - 144.88円
ユーロドル:1.0871ドル - 1.0918ドル
ユーロ円:157.26円 - 157.83円


(越後)
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