今日の株式見通し=上値が重いか 短縮取引の米国株は小動き

 東京市場は上値が重いか。米国株は上昇。ダウ平均は10ドル高の34418ドルで取引を終えた。4日が独立記念日により休場かつ、この日は短縮取引で、方向感にかける展開。下げる場面もあったが終盤の動きが良く、3指数がそろってプラスを確保した。テスラが大幅高となったほか、金融株に買いが入った。ドル円は足元144円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて35円安の33615円、ドル建てが25円高の33675円で取引を終えた。

 休場を前に米国株は上昇しており、引け味も良かった。ただ、小動きで新たな手掛かりには乏しく、日本株はあす5日も材料難の展開が予想される。日経平均はきのう564円高(33753円)と大きく上昇しており、海外投資家の積極的な参戦が期待しづらい中では目先の利益を確定させる売りも出てくると思われる。ネガティブな材料が少ないことから一段高と行きたいところだが、案外伸び悩むのではないか。とは言え、下げの度合いが大きくなったとしてもセンチメントが悪化することはなく、ほどよいクールダウンと受け止められるだろう。小休止で様子見ムードの強い1日になると予想する。日経平均の予想レンジは33450円-33850円

(小針)
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