ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下落一服

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落が一服した。4時時点では140.44円と2時時点(140.33円)と比べて11銭程度のドル高水準となった。3時頃につけた140.30円を下押し水準に140.47円まで下値を切り上げた。米長期金利の低下幅縮小を眺め、ショートポジションの買い戻しが見られた。

 ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.0999ドルと2時時点(1.1002ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。2時台に1.1009ドルまでじり高となるも、欧州前半につけた日通し高値1.1027ドルを目指すほどの勢いは出なかった。
 ユーロの欧州通貨に対する弱さも対ドルでの伸び悩みに繋がったか。ユーロポンドは0.8509ポンド前後と、本日記録した昨年8月以来の安値0.8504ポンドに再び近づいている。

 ユーロ円は下げ渋り。4時時点では154.48円と2時時点(154.40円)と比べて8銭程度のユーロ高水準。ドル円につれた動きが続き、一時154.51円付近まで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.16円 - 141.46円
ユーロドル:1.0977ドル - 1.1027ドル
ユーロ円:154.18円 - 155.67円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。