今日の株式見通し-堅調か CPIの発表前にダウ平均が大幅高
東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は317ドル高の34261ドルで取引を終えた。本日12日の6月消費者物価指数(CPI)の発表を前に、直近の下げに対する買い戻しが入った。個別に材料があったセールスフォースやボーイングが強い動きを見せたこともリスク選好ムードを高め、3指数はそろって終盤に高値をつけた。米10年債利回りは小幅に低下。ドル円は円高基調が続いており、足元140円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円高の32295円、ドル建てが110円高の32350円で取引を終えた。
米国株高を受けて水準を切り上げる展開を予想する。米CPIの発表前で、かつ、為替が円高に振れている点は引き続き日本株の上値を抑える要因にはなる。ただ、CPIの発表前に米国株に強い動きが見られたことや、米国の長期金利が比較的落ち着いている点は安心材料。CPIはトレンドとしてはここ数カ月鈍化傾向となっており、本来であればそこまで警戒する指標ではない。きのうの日経平均は高く始まった後に失速したが、きょうは下押し圧力がきのうに比べれば和らぐだろう。控えめに始まった後、場中に上げ幅を広げていくと予想する。日経平均の予想レンジは32100円-32450円
米国株高を受けて水準を切り上げる展開を予想する。米CPIの発表前で、かつ、為替が円高に振れている点は引き続き日本株の上値を抑える要因にはなる。ただ、CPIの発表前に米国株に強い動きが見られたことや、米国の長期金利が比較的落ち着いている点は安心材料。CPIはトレンドとしてはここ数カ月鈍化傾向となっており、本来であればそこまで警戒する指標ではない。きのうの日経平均は高く始まった後に失速したが、きょうは下押し圧力がきのうに比べれば和らぐだろう。控えめに始まった後、場中に上げ幅を広げていくと予想する。日経平均の予想レンジは32100円-32450円