今日の株式見通し-堅調か 米3指数がそろって年初来高値を更新

 東京市場は堅調か。休場の間の米国株は概ね堅調。14日はダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落したが、週明け17日は3指数がそろって上昇した。14日に決算を発表した銘柄が強く買われており、17日は企業決算およびインフレ沈静化に対する期待から全般買いが優勢となった。長期金利は低下気味で落ち着きつつあり、ドル円は足元138円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて横ばいの32340円、ドル建てが50円高の32390円で取引を終えた。

 米3指数は17日にそろって年初来高値を更新した。日本株は円高への警戒がくすぶっているものの、米国動向からは売りを出しづらい地合いが想定される。日経平均も先週は不安定ではあったが週間では小幅に上昇しており、下値は堅く、上を試しやすい地合いを予想する。17日の米国市場ではハイテク株の動きが良かった。米長期金利の上昇一服が鮮明となっており、相対的にグロース株が買われやすい地合いになるだろう。日経平均の予想レンジは32250円-32650円
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