ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が抑えられる

 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。2時時点では139.62円と24時時点(139.61円)と比べて1銭程度のドル高水準。一時139.80円台を回復する場面もあったが、米10年債利回りが再び3.75%台まで低下したこともあり、上値が抑えられている。2時前には一時138.53円前後まで下押しした。

 ユーロドルは日通し安値近辺でもみ合い。2時時点では1.1192ドルと24時時点(1.1190ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。米金利は再び低下していることが支えになっているが、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁が「あと0.25%の利上げで十分」と述べたことが重しになり、日通し安値に近い水準でもみ合い。
 
 ユーロ円は小動き。2時時点では156.26円と24時時点(156.23円)と比べて3銭程度のユーロ高水準。欧州引け後からは値動きが限られ、156円前半を中心に方向感がなく小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.77円 - 139.99円
ユーロドル:1.1175ドル - 1.1240ドル
ユーロ円:155.84円 - 157.21円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。