ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、堅調

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。2時時点では139.10円と24時時点(138.60円)と比べて50銭程度のドル高水準。G20での植田日銀総裁発言が支えになりドル円は堅調に推移。一時139円手前の売りオーダーで上値を抑えられていたが、米10年債利回りが3.78%台まで下げ幅を縮めたことで、2時過ぎには139.14円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルはじり安。2時時点では1.1214ドルと24時時点(1.1237ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。値動きは限られているが、対円や対ポンドでドル買いが目立ち始めると、ユーロドルも小幅ながらユール売り・ドル買いが優勢になり1.1209ドルまでじり安になった。なお、ポンドドルは1.3029ドル、ユーロポンドは先月30日以来となる0.8608ポンドまでポンド安が進んだ。
 
 ユーロ円は小幅高。2時時点では156.00円と24時時点(155.76円)と比べて24銭程度のユーロ高水準。欧州引け後は156円台にしっかりと乗せることが出来ていないが、ドル円が堅調なことでユーロ円も連れて小幅高。なお、米株式市場はダウ平均を中心に続伸しているが、ユーロ円の反応は限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.70円 - 139.14円
ユーロドル:1.1209ドル - 1.1276ドル
ユーロ円:154.88円 - 156.14円


(松井)
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