ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、伸び悩み

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。24時時点では139.09円と22時時点(138.92円)と比べて17銭程度のドル高水準となった。7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を上回ったことなどを手掛かりに円売り・ドル買いが先行。前週末の高値139.16円を上抜けて一時139.41円まで値を上げた。ただ、139円台では戻りを売りたい向きも多く、徐々に上値が重くなった。23時30分前には138.95円付近まで下押しした。

 ユーロドルは下値が堅かった。24時時点では1.1232ドルと22時時点(1.1235ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。良好な米経済指標をきっかけにユーロ売り・ドル買いが先行すると、前週末の安値1.1204ドルを下抜けて一時1.1203ドルと日通し安値を付けた。ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めた。

 ユーロ円は強含み。24時時点では156.23円と22時時点(156.08円)と比べて15銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時156.34円と日通し高値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.00円 - 139.41円
ユーロドル:1.1203ドル - 1.1249ドル
ユーロ円:155.10円 - 156.34円


(中村)
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