ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、7日ぶり反発
14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は7営業日ぶりに反発。終値は138.80円と前営業日NY終値(138.05円)と比べて75銭程度のドル高水準だった。アジア時間に一時137.25円と約2カ月ぶりの安値を付けた反動で買い戻しが優勢となった。7月米消費者態度指数(ミシガン大調べ)速報値が72.6と予想の65.5を上回ったほか、消費者の期待インフレ率が予想を上回ったこともドル買いを促し、23時過ぎに一時139.16円と日通し高値を更新した。
ただ、139円台では戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。今週発表の米インフレ指標の下振れを受けて、米金融引き締め長期化観測が一段と後退する中、ドルの戻りは鈍かった。日銀が現行の金融緩和策を修正するとの観測も根強い。
ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1228ドルと前営業日NY終値(1.1226ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。NY市場に限れば1.12ドル台前半から半ばでの狭いレンジ取引に終始した。NY時間の安値は1.1210ドル、高値は1.1244ドルで値幅は0.0034ドル程度だった。
ユーロ円は続伸。終値は155.84円と前営業日NY終値(154.99円)と比べて85銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出て、23時過ぎに一時156.14円と日通し高値を更新した。そのあとは155円台後半で値動きが鈍った。
本日の参考レンジ
ドル円:137.25円 - 139.16円
ユーロドル:1.1204ドル - 1.1245ドル
ユーロ円:154.18円 - 156.14円
(中村)
ただ、139円台では戻り売りなどが出たため、滞空時間は短かった。今週発表の米インフレ指標の下振れを受けて、米金融引き締め長期化観測が一段と後退する中、ドルの戻りは鈍かった。日銀が現行の金融緩和策を修正するとの観測も根強い。
ユーロドルはほぼ横ばい。終値は1.1228ドルと前営業日NY終値(1.1226ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。NY市場に限れば1.12ドル台前半から半ばでの狭いレンジ取引に終始した。NY時間の安値は1.1210ドル、高値は1.1244ドルで値幅は0.0034ドル程度だった。
ユーロ円は続伸。終値は155.84円と前営業日NY終値(154.99円)と比べて85銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが出て、23時過ぎに一時156.14円と日通し高値を更新した。そのあとは155円台後半で値動きが鈍った。
本日の参考レンジ
ドル円:137.25円 - 139.16円
ユーロドル:1.1204ドル - 1.1245ドル
ユーロ円:154.18円 - 156.14円
(中村)