ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上値が重い

 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では138.81円と24時時点(139.09円)と比べて28銭程度のドル安水準。米10年債利回りが3.80%台まで押し戻されるなど、一時は前営業日比で上昇していた米中長期金利が低下していることがドルの重しになっている。ドル円は139円台を維持できず、138.80円付近まで下押しした。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1233ドルと24時時点(1.1232ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州参入後すぐに付けた高値1.1249ドルを超えることはできていないが、1.12ドル前半で底堅い動き。
 
 ユーロ円は伸び悩み。2時時点では155.92円と24時時点(156.23円)と比べて31銭程度のユーロ安水準。米金利の低下に伴い、米株主要3指数がプラス圏で取引をしていることで、ユーロ円も堅調地合いを一時維持していた。しかし、徐々にドル円の上値が切り下がると、ユーロ円も155円台に戻し、伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.00円 - 139.41円
ユーロドル:1.1203ドル - 1.1249ドル
ユーロ円:155.10円 - 156.34円


(松井)
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