欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、しっかり

 20日の欧州外国為替市場でドル円はしっかり。22時時点では139.84円と20時時点(139.47円)と比べて37銭程度のドル高水準だった。前週分の新規失業保険申請件数が市場予想より強い結果となったことを受け、米金利の上昇とともにドル買いで反応した。米10年債利回りが3.82%台まで上昇幅を拡大するなか、一時139.92円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.1182ドルと20時時点(1.1203ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米指標後に全般ドル買いが強まった流れに沿って、一時1.1177ドルまで下押し。昨日安値の1.1175ドルに迫る水準まで値を下げた。

 ユーロ円はもみ合い。22時時点では156.37円と20時時点(156.25円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル絡みの取り引きが中心となり、156円台前半での方向感を欠いた動きが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.11円 - 139.92円
ユーロドル:1.1177ドル - 1.1229ドル
ユーロ円:156.14円 - 156.62円

(岩間)
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