欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、じり高

 19日の欧州外国為替市場でドル円はじり高。20時時点では139.91円と17時時点(139.51円)と比べて40銭程度のドル高水準だった。欧州勢の本格参入後もアジア時間からの買いの流れが継続した。日銀の政策修正観測が後退するなか、円相場が全般に下落。米長期金利の低下が一服したことも円売り・ドル買いを誘い、一時139.94円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルは買いが一服。20時時点では1.1216ドルと17時時点(1.1226ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。18時過ぎに1.1240ドルまで上昇する場面があったものの、その後は買いも一服した。なお、6月ユーロ圏消費者物価指数(HICP、改定値)はほぼ市場予想に沿った結果となった。

 ユーロ円は20時時点では156.93円と17時時点(156.61円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。円売りの流れに沿って一時157.21円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルの上昇が一服するとつれて頭が重くなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.77円 - 139.94円
ユーロドル:1.1196ドル - 1.1240ドル
ユーロ円:155.84円 - 157.21円

(岩間)
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