欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、荒い値動き

 18日の欧州外国為替市場でドル円は荒い値動き。22時時点では138.08円と20時時点(138.26円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。6月米小売売上高が予想より弱い結果となり、米金利の低下とともに一時137.70円まで本日安値を更新した。
 その後は米金利の動向に振らされる荒い値動きに。米10年債利回りが3.78%付近まで低下幅を縮小した場面では138.60円台まで買い戻しが入ったが、一巡後に再び3.75%台まで低下すると138.10円台まで押し戻された。

 カナダドルは弱含み。6月カナダ消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る結果となったことにカナダドル売りで反応し、対ドルでは1.3229カナダドル、対円では104.36円までカナダドル安が進んだ。

 ユーロ円はさえない。22時時点では155.21円と20時時点(155.65円)と比べて44銭程度のユーロ安水準だった。ドル円と同様に上下に振れる神経質な動きとなったが、一時155.16円まで本日安値を更新する場面も見られた。

 ユーロドルは22時時点では1.1240ドルと20時時点(1.1257ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の動きにつれて、1.12ドル台半ばを挟んで上下する神経質な動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.70円 - 138.92円
ユーロドル:1.1223ドル - 1.1276ドル
ユーロ円:155.16円 - 156.14円

(岩間)
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