欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 14日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では138.60円と17時時点(138.22円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。時間外の米長期金利の上昇は一服するも、日米株価指数の上昇も支えに買い戻しが継続し、138.84円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは伸び悩む。20時時点では1.1220ドルと17時時点(1.1221ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。欧米の金利差縮小を背景に、一時1.1245ドルまで上値を伸ばしたものの、全般ドルが底堅い動きとなるなか買いは続かず1.12ドル前半での上下にとどまった。

 ユーロ円は強含み。20時時点では155.52円と17時時点(155.11円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇を受けて、一時155.78円まで上値を伸ばした。豪ドル円は95.39円、NZドル円は88.50円、ポンド円は182.03円、加ドル円は105.86円、スイスフラン円は161.63円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.25円 - 138.84円
ユーロドル:1.1204ドル - 1.1245ドル
ユーロ円:154.18円 - 155.78円

(山下)
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