欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、売り一時的
12日の欧州外国為替市場でドル円は売り一時的。22時時点では139.26円と20時時点(139.54円)と比べて28銭程度のドル安水準だった。6月米消費者物価指数(CPI)や同コア指数がいずれも市場予想を下回る結果となり、米金利の低下とともにドル売りが先行。米10年債利回りが3.88%台まで低下するなか、一時138.78円と6月9日以来の安値を更新した。
ただ、市場では事前にインフレ鈍化予想が広がっていたこともあり、売りの勢いも長続きはしなかった。一巡後は米10年債利回りが3.92%台まで低下幅を縮小。ドル円も139.40円台まで買い戻しが入った。
ユーロドルは強含み。22時時点では1.1058ドルと20時時点(1.1022ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。米CPIの発表後に全般ドル売りが進んだ流れに沿って、一時1.1072ドルまで上昇。もっとも、4月につけた年初以来高値の1.1095ドル手前では買いも一服した。
ユーロ円は22時時点では154.00円と20時時点(153.81円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。米指標後に153.49円まで弱含む場面があったが、一巡後は154円台を回復。ドル円の買い戻しなどにつれて下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.78円 - 140.39円
ユーロドル:1.1004ドル - 1.1072ドル
ユーロ円:153.49円 - 154.60円
(岩間)
ただ、市場では事前にインフレ鈍化予想が広がっていたこともあり、売りの勢いも長続きはしなかった。一巡後は米10年債利回りが3.92%台まで低下幅を縮小。ドル円も139.40円台まで買い戻しが入った。
ユーロドルは強含み。22時時点では1.1058ドルと20時時点(1.1022ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。米CPIの発表後に全般ドル売りが進んだ流れに沿って、一時1.1072ドルまで上昇。もっとも、4月につけた年初以来高値の1.1095ドル手前では買いも一服した。
ユーロ円は22時時点では154.00円と20時時点(153.81円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。米指標後に153.49円まで弱含む場面があったが、一巡後は154円台を回復。ドル円の買い戻しなどにつれて下値を切り上げた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.78円 - 140.39円
ユーロドル:1.1004ドル - 1.1072ドル
ユーロ円:153.49円 - 154.60円
(岩間)