欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

 10日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では142.41円と20時時点(142.43円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.03%台まで低下した局面では142.08円まで下値を広げたものの、その後は4.08%台まで一転上昇したことで下げ渋る展開となった。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0947ドルと20時時点(1.0959ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りの上昇を受けて、一時1.0944ドルまで本日安値を更新した。
 ポンドドルも1.2751ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では155.90円と20時時点(156.10円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが軟調に推移したことで、一時155.65円まで売りに押される場面があった。

 豪ドル/ドルは0.6624ドル、NZドル/ドルは0.6167ドルまで下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.08円 - 143.01円
ユーロドル:1.0944ドル - 1.0973ドル
ユーロ円:155.65円 - 156.67円

(山下)
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