欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、戻り鈍い

 4日の欧州外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。22時時点では144.33円と20時時点(144.44円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。原油先物価格が堅調に推移するなか、対資源国通貨主導でドル売りが進んだ影響を受けて本日安値圏で推移している。
 なお、豪ドル米ドルは一時0.6695米ドルまで上昇したほか、米ドルカナダドルは1.3203カナダドルまで下げるなど、NY勢不在のなか、ドル安・資源国通貨高が鮮明となっている。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0900ドルと20時時点(1.0896ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。全般ドル売りが強まっている半面、ユーロクロスが軟調に推移していることが相殺し方向感が出ていない。

 ユーロ円は22時時点では157.32円と20時時点(157.39円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ安が進んだ影響から戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.30円 - 144.71円
ユーロドル:1.0890ドル - 1.0916ドル
ユーロ円:157.27円 - 157.91円


(越後)
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