欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値が重い

 3日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では144.59円と20時時点(144.73円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米2年債利回りが4.95%台まで上昇したことなどを支えに21時前には一時144.91円と本日高値を付けた。ただ、先週末高値の145.07円がレジスタンスとして意識されると失速。米2年債利回りが4.90%台まで上昇幅を縮めると戻り売りに押される形で144.50円台まで下押ししている。

 ユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.0909ドルと20時時点(1.0892ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の失速に伴ってショートカバーが強まり1.09ドル台を回復した。

 ユーロ円は22時時点では157.73円と20時時点(157.64円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が上昇した場面では一時157.93円の高値まで上げたが、その後にドル円が伸び悩んだため、買いは一服した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.23円 - 144.91円
ユーロドル:1.0871ドル - 1.0918ドル
ユーロ円:157.26円 - 157.93円

(越後)
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