欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し一服

 5日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し一服。22時時点では144.39円と20時時点(144.23円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。昨日安値144.21円との面合わせに留まるとショートカバーの動きとなった。祝日明けのNY勢参入に伴って米10年債利回りが上昇に転じると一時144.60円付近まで持ち直した。一方、ユーロなど欧州通貨に対してドル売りが強まった影響もあり一巡すると144.30円台まで押し戻されている。

 ユーロドルは下値が堅い。22時時点では1.0894ドルと20時時点(1.0878ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ高水準だった。1.0870ドル台で上値の重い動きを続けていたが、21時10分過ぎからポンドとともに買い戻しが強まり1.0902ドル付近まで反発した。なお、ポンドドルは1.2688ドルを底に1.2726ドルまで切り返している。

 ユーロ円は買い戻し。22時時点では157.31円と20時時点(156.90円)と比べて41銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げ渋りやユーロドルの買い戻しにつれる形で157.40円台まで下値を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.21円 - 144.73円
ユーロドル:1.0867ドル - 1.0908ドル
ユーロ円:156.79円 - 157.72円

(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。