欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 17日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では138.92円と20時時点(138.15円)と比べて77銭程度のドル高水準だった。7月米ニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想を上回る強い結果となった。発表後は米金利の低下幅縮小とともに下値を切り上げる展開となり、139.10円まで本日高値を更新。イエレン米財務長官が「米国のリセッションは想定していない」「米景気は減速したが、労働市場は非常に力強い」などの見解を示したことも相場の支えとなった。

 ユーロ円も買い戻し。22時時点では156.08円と20時時点(155.16円)と比べて92銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて買い戻しが入り、本日高値の156.18円まで反発した。

 ユーロドルは神経質。22時時点では1.1235ドルと20時時点(1.1231ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。1.12ドル台前半での神経質な値動きとなった。米指標後に一時弱含む場面があったが、売りの勢いも長続きしなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.00円 - 139.10円
ユーロドル:1.1215ドル - 1.1249ドル
ユーロ円:155.10円 - 156.18円

(岩間)
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