欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

 17日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では138.15円と17時時点(138.66円)と比べて51銭程度のドル安水準だった。欧米株価指数の下落を受けてリスク回避目的の売りが出た。時間外の米10年債利回りが3.76%台まで再び低下したことも重しとなり、一時138.00円まで本日安値を更新した。

 ユーロ円も軟調。20時時点では155.16円と17時時点(155.92円)と比べて76銭程度のユーロ安水準だった。株安を背景に全般円買いが強まった流れに沿った。17時前につけた155.99円の高値から一時155.10円まで反落した。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.1231ドルと17時時点(1.1244ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の低下を手掛かりに1.1249ドルまで上昇したものの、市場がリスクオフへと傾いたこともあり、買いの勢いは続かなかった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.00円 - 138.88円
ユーロドル:1.1215ドル - 1.1249ドル
ユーロ円:155.10円 - 155.99円


(岩間)
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