欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、売り一服

 18日の欧州外国為替市場でドル円は売り一服。20時時点では138.26円と17時時点(138.22円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。時間外取引の米10年債利回りが3.76%付近で戻りが鈍く、同2年債利回りは一時4.67%台まで低下するなか138.09円まで下落。昨日安値138.00円を前に下げ渋った。しかし反発力は限定的で依然として本日安値圏の動き。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.1257ドルと17時時点(1.1253ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドル売りが一服する場面では1.1228ドルまで小幅にユーロ安・ドル高方向へ傾斜。ただ、ドルの反発力は限定的でユーロドルは下落幅を縮小した。

 ユーロ円は下げ渋り。20時時点では155.65円と、17時時点(155.55円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の円高推移への連れ安が155.28円まで進行。しかしドル円の売り一服とユーロドルの下落幅縮小を手掛かりに155.66円前後へ戻した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.09円 - 138.92円
ユーロドル:1.1228ドル - 1.1276ドル
ユーロ円:155.28円 - 156.14円

(関口)
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