欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 19日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では139.64円と20時時点(139.91円)と比べて27銭程度のドル安水準だった。20時過ぎに139.99円まで上昇する場面があったが、節目の140.00円手前で上値も重くなった。ゴールドマン・サックスの決算内容が嫌気されてリスクオンの動きが後退するなか、139円台半ばまで押し戻された。

 ユーロ円はさえない。22時時点では156.64円と20時時点(156.93円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。円売りの流れが一服したことに伴い、156.30円台まで上値を切り下げた。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.1217ドルと20時時点(1.1216ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.1210ドル台での方向感を欠いた動きとなった。

 ポンドドルはじり安。6月英消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回ったことを受けたポンド売りの流れが続き、1.2898ドルまで下値を拡大した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.77円 - 139.99円
ユーロドル:1.1196ドル - 1.1240ドル
ユーロ円:155.84円 - 157.21円


(岩間)
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