ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、弱含み

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.1113ドルと22時時点(1.1127ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。NY勢参入後にユーロ売り・ドル買いが強まると、前日の安値1.1119ドルを下抜けて一時1.1108ドルまで値を下げた。なお、豪ドル米ドルは一時0.6723米ドル、NZドル米ドルは0.6170米ドルまで下落するなど、全般ドル買いが目立つ展開となった。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時101.19まで上昇した。

 ドル円は底堅い動き。24時時点では141.75円と22時時点(141.37円)と比べて38銭程度のドル高水準となった。ユーロやオセアニア通貨に対してドル買いが進むと円に対してもドル買いが先行。日銀が来週開く金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策を維持するとの見方も円売りを促し、一時141.87円付近まで値を上げた。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では157.53円と22時時点(157.32円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:139.75円 - 141.96円
ユーロドル:1.1108ドル - 1.1145ドル
ユーロ円:155.59円 - 158.05円


(中村)
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