今日の株式見通し=しっかりか ダウ平均は2017年以来の11連騰

 東京市場はしっかりか。米国株は上昇。ダウ平均は183ドル高の35411ドルで取引を終えた。目新しい材料には乏しかったが、企業決算や米景気に対する楽観的な見方が強まる中、小高く始まった後は上げ幅を広げ、落ち着いた動きが続いた。ナスダックは序盤に一時下げに転じたが、小幅ながらプラスで終えた。ドル円は足元141円40銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて105円高の32715円、ドル建てが145円高の32755円で取引を終えた。

 米国では本日からFOMCが開催される。米国株は「待ち」の姿勢もこれまでの地合いの良さから自然体で上昇したような動きで、日本株がこれを受けて一段と買われるかは微妙なところ。ただ、ダウ平均は2017年以来の11連騰を記録しており、売りが手控えられる地合いが想定される。米国ではハイテク株は案外であったが、国内では投資家人気の高いレーザーテック<6920.T>が上方修正と増配を発表しており、半導体株の売買も盛り上がりそう。日経平均は上値追いには慎重となるも、プラス圏を意識しながら底堅い動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは32600円-32850円
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