欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、一転下落

 25日の欧州外国為替市場でドル円は一転下落。22時時点では141.23円と20時時点(141.44円)と比べて21銭程度のドル安水準だった。NY勢が参入し始め、米10年債利回りが上昇幅を拡大すると買いが強まり、一時141.73円と本日高値を付けた。ただ、昨日高値の141.81円が目先のレジスタンスとして意識されるなど、141円台後半での戻り売り意欲が強く失速。22時前には一時141.20円と日通し安値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では156.04円と20時時点(156.22円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。欧州景気不安が台頭するなかで円買い・ユーロ売りの流れが継続し、一時156.01円まで値を下げた。

 ユーロドルは22時時点では1.1048ドルと20時時点(1.1045ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。本日安値圏での戻りの鈍い動きが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.20円 - 141.73円
ユーロドル:1.1040ドル - 1.1087ドル
ユーロ円:156.01円 - 156.89円


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。