ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下げ渋り

 31日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。2時時点では142.11円と24時時点(142.07円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。24時前に142.01円付近まで弱含む場面があったものの、節目の142.00円手前で売りは一服。その後は142.10円を挟んだ水準でのもみ合いに転じた。米金利は低下幅を広げているが、相場への影響は限られた。

 ユーロドルはさえない。2時時点では1.1006ドルと24時時点(1.1025ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。前週末高値の1.1047ドル手前で上値の重さを確認すると、対円などでドル売りが一服した影響もあり、日通し安値の1.1004ドルまで反落した。

 ユーロ円は2時時点では156.42円と24時時点(156.63円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれたほか、米国株式相場が下げに転じたことも重しとなった。23時前につけた157.28円の高値から156.30円台まで失速した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.70円 - 142.68円
ユーロドル:1.1004ドル - 1.1046ドル
ユーロ円:155.11円 - 157.28円

(岩間)
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