ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

 2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では143.16円と24時時点(143.38円)と比べて22銭程度のドル安水準だった。昨日高値の143.55円手前で頭の重さを確認すると次第に伸び悩んだ。米10年債利回りが4.12%台から4.08%台まで上昇幅を縮めるなか、143.08円付近まで上値を切り下げる場面も見られた。

 ユーロドルは下げ渋り。2時時点では1.0950ドルと24時時点(1.0926ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ高水準だった。米金利の上昇幅縮小とともにドル買いも一服となり、1.0953ドル付近まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は2時時点では156.76円と24時時点(156.66円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。156.70円を挟んだ水準でのもみ合いとなった。ドル絡みの取引が中心となったことでクロス円はやや方向感を欠いており、ダウ平均は300ドル近い下げとなったものの、株安を手掛かりにした動きは限られている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.24円 - 143.47円
ユーロドル:1.0918ドル - 1.1020ドル
ユーロ円:156.26円 - 157.50円

(岩間)
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