ニューヨーク外国為替市場概況･4時　ドル円、下げ渋り

　2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では143.26円と2時時点（143.16円）と比べて10銭程度のドル高水準だった。2時30分前に143.06円付近まで弱含んだものの、節目の143.00円割れを回避すると143.20円台まで下値を切り上げた。米10年債利回りは4.06％台まで上昇幅を縮小した後に低下一服となっており、依然として米金利動向をにらんだ推移が続いている。

　ユーロドルは買い戻しが一服。4時時点では1.0943ドルと2時時点（1.0950ドル）と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。2時過ぎに1.0958ドル付近まで下値を切り上げたが、その後は再び上値が重くなった。

　ユーロ円は小動き。4時時点では156.77円と2時時点（156.76円）と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。156.70円台を中心とする狭いレンジ内でのもみ合いとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円：142.24円　-　143.47円
ユーロドル：1.0918ドル　-　1.1020ドル
ユーロ円：156.26円　-　157.50円

（岩間）