欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小高い

 9日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。22時時点では143.39円と20時時点(143.37円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。NY勢の参入後に米金利の上昇は一服したものの、ドル買い戻しの流れは継続。アジア時間につけた高値143.41円や昨日高値の143.49円を上抜けて、一時143.53円まで値を上げた。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0981ドルと20時時点(1.0976ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。21時過ぎに1.0962ドル付近まで弱含む場面もあったが、その後は米金利の上昇一服に伴って1.0980ドル台まで切り返した。

 ユーロ円は22時時点では157.49円と20時時点(157.38円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円やユーロドルの動きにつれて本日高値圏で底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.00円 - 143.53円
ユーロドル:1.0952ドル - 1.0989ドル
ユーロ円:156.92円 - 157.52円

(岩間)
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