欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 18日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では145.64円と20時時点(145.48円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。NY勢が本格参入すると米10年債利回りが4.21%台から4.27%台まで上昇、この動きに連れてドル円も145.77円前後まで買い戻された。本日は米国から主だった経済指標の発表がないことで、東京早朝に付けた日通し高値145.88円を超える勢いはないが、底堅さを維持している。

 ユーロドルは上値が重い。22時時点では1.0855ドルと20時時点(1.0864ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。米金利が上昇するとユーロドルも7月6日以来となる1.0845ドルまで弱含んだ。また、ポンドドルは1.2689ドル、豪ドル/ドルは0.6379ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円はもみ合い。22時時点では158.10円と20時時点(158.05円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。欧州株は下げ幅を拡大しているが、ドル相場となっていることで158円を挟んでもみ合いに終始。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.15円 - 145.88円
ユーロドル:1.0845ドル - 1.0894ドル
ユーロ円:157.76円 - 158.59円


(松井)
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