欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上げ幅拡大

 16日の欧州外国為替市場でドル円は上げ幅拡大。22時時点では145.86円と20時時点(145.61円)と比べて25銭程度のドル高水準だった。7月米住宅着工件数と同・建設許可件数はまちまちな結果となった。しかし、指標発表後に米10年債利回りが4.22%台まで上昇し、そのまま高い水準を維持した。この動きに連れてドル円は22時前に145.88円まで上げ幅を拡大し、昨日付けた年初来高値を僅かに上回った。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0901ドルと20時時点(1.0918ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇に伴いユーロに対してもややドル買いが優勢となり、22時前に1.0898ドルまで弱含み昨日の安値に並んだ。

 ユーロ円はもみ合い。22時時点では159.02円と20時時点(158.97円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。一時159.13円まで上値を広げたが、独DAXや仏CAC40など欧州株式市場が前日比でほぼ横ばいで取引されていることで、ユーロ円の買いも一服となり、159円を挟んでもみ合い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.31円 - 145.88円
ユーロドル:1.0898ドル - 1.0935ドル
ユーロ円:158.64円 - 159.13円


(松井)
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