欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

*数値に誤りがあったため、訂正いたしました。

 11日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では144.80円と20時時点(144.57円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米7月卸売物価指数(PPI)が前年比+0.8%と発表され、予想の前年比+0.7%を上回り、米10年債利回りが4.15%台まで上昇したことで、一時144.83円前後まで強含みに推移した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0967ドルと20時時点(1.0993ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。予想を上回った米7月PPIを受けて、発表前の高値1.1005ドルから1.0966ドルまで下値を広げた。
 ポンドドルは、発表前の高値1.2739ドルから1.2682ドル前後まで弱含みに推移した。

 ユーロ円は22時時点では158.81円と20時時点(158.92円)と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルやダウ先物の下落を受けて、158.80円台で上値が重い展開となった。

 NZドル/ドルは0.5985ドルまで弱含み、対円でも86.68円まで弱含みに推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.42円 - 144.90円
ユーロドル:1.0966ドル - 1.1005ドル
ユーロ円:158.72円 - 159.22円

(山下)
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