欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、持ち直す

 16日の欧州外国為替市場でドル円は持ち直す。20時時点では145.61円と17時時点(145.37円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。対ユーロなどのドル売りが一服。クロス円の底堅い動きも支えとなり一時145.67円前後と、アジアタイムにつけた145.70円近辺まで上振れた。

 ユーロ円は底堅さを維持。20時時点では158.97円と17時時点(158.78円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル上昇と相まって上伸。加えて、安寄りした独・仏など欧州株のプラス転換やダウ先物の上昇で市場のリスク許容度が改善したことによる円売り・ユーロ買いも支えとなり159.12円まで上昇した。

 ユーロドルは買い一服。20時時点では1.0918ドルと17時時点(1.0923ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回り低下によるドル軟化や、ユーロ円の上昇と相まって1.0935ドルまで上値を伸ばした。ただその後は伸び悩み、引き続き値動きは限定的。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.31円 - 145.70円
ユーロドル:1.0899ドル - 1.0935ドル
ユーロ円:158.64円 - 159.12円

(関口)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。