欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値重い

 22日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では145.69円と17時時点(145.76円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.30%台まで低下幅を広げるなか一時145.50円まで下落。昨日の欧米タイムに上昇した値幅を概ね帳消しにした。

 ユーロ円も軟調。20時時点では158.61円と、17時時点(159.25円)と比べて64銭程度のユーロ安水準だった。米金利低下を受けたドル主導の動きのなか当初は動意が鈍かったものの、次第にドル円の円高推移へ追随する動きに。独・英長期金利の低下もありユーロ円は158.52円、ポンド円も185.93円まで下落した。

 ユーロドルは重い動き。20時時点では1.0886ドルと17時時点(1.0925ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円の下落が重しとなり、1.0930ドルを上値に伸び悩んだ。独10年債利回りが2.65%台へ低下するなか1.0886ドルまでじり安となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.50円 - 146.40円
ユーロドル:1.0886ドル - 1.0930ドル
ユーロ円:158.52円 - 159.49円

(関口)
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