欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上値重い

 23日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。20時時点では145.45円と17時時点(145.39円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.25%台まで低下し、一時145.26円まで下落。その後4.26%台に小戻す中で145.50円台まで買い戻されるも一時的となり、伸び悩んだ。

 ユーロドルは下落。20時時点では1.0807ドルと17時時点(1.0817ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。8月独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想を大きく下回って売られた流れを引き継ぎ、一時1.0804ドルまで下落。6月14日以来の1.08ドル割れに迫った。

 ユーロ円は軟調。20時時点では157.19円と17時時点(157.28円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。独PMIのさえない結果を受け、157.01円まで下押した。

 ポンドは下落。8月英製造業・サービス業PMI速報値がともに市場予想を下回ったことが嫌気され、ポンド円は183.51円まで、ポンドドルは1.2622ドルまで、それぞれ売られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.26円 - 145.90円
ユーロドル:1.0804ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:157.01円 - 158.37円

(川畑)
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