東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、下げ渋り

 29日午後の東京外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。17時時点では1.0820ドルと15時時点(1.0821ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。東京後半から欧州入り際にかけては売りが強まり、16時前に一時1.0808ドルと日通し安値を付けた。もっとも、節目の1.0800ドルを割り込む勢いはなく、米・中長期金利が低下傾向にある中で一巡後は買い戻しが入り1.0830ドル付近まで反発した。

 ユーロ円は下値が堅い。17時時点では158.46円と15時時点(158.43円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。総じてユーロドルにつれた展開となり、一時158.24円まで本日安値を更新した後は158.50円台まで切り返した。

 ドル円は17時時点では146.45円と15時時点(146.40円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。欧州時間に入っても方向感は出ず、146.40円を挟んだもみ合いが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.31円 - 146.56円
ユーロドル:1.0808ドル - 1.0838ドル
ユーロ円:158.24円 - 158.66円


(越後)
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