欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、急落

 1日の欧州外国為替市場でドル円は急落。22時時点では144.73円と20時時点(145.43円)と比べて70銭程度のドル安水準だった。弱い8月米雇用統計を受けて米利上げ観測が一段と後退する中、ドル売りが活発化。144.45円まで急速に値を下げた。

 ユーロドルは上昇するも一時的。22時時点では1.0864ドルと20時時点(1.0845ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ高水準だった。8月米雇用統計を受けて一時1.0882ドルまで値を上げた。ただ、その後は買いの勢いは続かず伸び悩んだ。

 ユーロ円は軟調。22時時点では157.23円と20時時点(157.73円)と比べて50銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の急落に連れて157.06円まで売られた。

 カナダ円は軟調。4-6月期カナダ国内総生産(GDP)が予想外の前期比-0.2%となり、一時106.68円まで下落。ドル円が大きく値を下げたことも重しとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.45円 - 145.70円
ユーロドル:1.0829ドル - 1.0882ドル
ユーロ円:157.06円 - 157.97円

(川畑)
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