ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ユーロドル、弱含み

　4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.0784ドルと22時時点（1.0797ドル）と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準となった。欧州株相場の失速や米株価指数先物の下落を受けてリスク・オフのユーロ売り・ドル買いが出た。24時前には一時1.0783ドル付近まで下押しした。
　なお、ナーゲル独連銀総裁は「ECBの使命は物価の安定であり、銀行を喜ばせることではない」「インフレはなお高すぎる」などと述べたと伝わった。

　ドル円は小動き。24時時点では146.45円と22時時点（146.44円）と比べて1銭程度のドル高水準だった。対ユーロなどでドル買いが強まると一時146.47円と日通し高値を更新したものの、NY市場が休場となる中、一本調子で上昇する展開にはならなかった。22時以降の値幅は8銭程度と非常に小さい。

　ユーロ円はじり安。24時時点では157.93円と22時時点（158.12円）と比べて19銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円：146.02円　-　146.47円
ユーロドル：1.0772ドル　-　1.0809ドル
ユーロ円：157.33円　-　158.25円

（中村）