NY株見通し-上値の重い展開か 金融政策を巡る要人発言に注目
今晩は上値の重い展開か。昨日は米8月ISM非製造業総合指数(PMI)が予想に反して改善したことで、米連邦準備理事会(FRB)による利上げサイクルの終了期待が後退し、主要3指数がそろって下落した。利上げ長期化見通しを背景に米国債利回りが上昇したことでハイテク株が売りに押され、ナスダック総合は1.06%安と3日続落となった。CMEのフェド・ウォッチが示す9月19-20日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置き確率は93%と利上げの休止が見込まれているが、11月FOMCでの利上げ確率は47%に上昇した。
今晩の取引では、利上げの長期化懸念を背景に上値の重い展開か。米国債利回りの動向や、インフレ懸念や景気悪化懸念を強める原油相場の動向が引き続き注目される。9日からは、9月FOMCを前にFRB高官が発言を控えるブラックアウト期間に入るが、今晩はウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などフェド高官の発言が多数予定されており、金融政策を巡る要人発言にも注目が集まる。
今晩の米経済指標は新規失業保険申請件数など。要人発言はハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ボウマンFRB理事など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月7日、14:00)
今晩の取引では、利上げの長期化懸念を背景に上値の重い展開か。米国債利回りの動向や、インフレ懸念や景気悪化懸念を強める原油相場の動向が引き続き注目される。9日からは、9月FOMCを前にFRB高官が発言を控えるブラックアウト期間に入るが、今晩はウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などフェド高官の発言が多数予定されており、金融政策を巡る要人発言にも注目が集まる。
今晩の米経済指標は新規失業保険申請件数など。要人発言はハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、グールズビー米シカゴ連銀総裁、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ボスティック米アトランタ連銀総裁、ボウマンFRB理事など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:9月7日、14:00)