欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値重い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では146.49円と20時時点(146.90円)と比べて41銭程度のドル安水準だった。20時過ぎには146.98円付近まで持ち直すものの節目の147円を前に失速。米10年債利回りが4.30%から4.28%付近まで上昇幅を縮めたことも重しとなり146.29円付近まで再び下押しした。

 ユーロ円も上値が重い。22時時点では157.15円と20時時点(157.64円)と比べて49銭程度のユーロ安水準だった。一時は157.69円付近まで反発したものの、その後は156.90円台まで下げるなど総じてドル円につれた動きとなった。

 ユーロドルは22時時点では1.0727ドルと20時時点(1.0732ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。1.07ドル台前半で方向感がない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.91円 - 147.28円
ユーロドル:1.0707ドル - 1.0741ドル
ユーロ円:156.59円 - 157.90円

(越後)
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