欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では147.12円と20時時点(146.90円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。対欧州通貨を中心にドルが底堅く推移するなか、節目の147.00円を明確に上抜けると上昇に弾みが付き、一時147.16円まで値を上げた。米10年債利回りが低下すると147円を割り込む場面があったが、下値は極めて浅く22時過ぎには147.19円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0707ドルと20時時点(1.0716ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤以降はポンドドルとともに地合いは弱く、一時1.0706ドルまで日通し安値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では157.52円と20時時点(157.42円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で小幅ながら水準を切り上げている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:146.44円 - 147.19円
ユーロドル:1.0706ドル - 1.0769ドル
ユーロ円:157.19円 - 157.78円

(越後)
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