東京外国為替市場概況・10時 ドル円、もみ合い

 15日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。10時時点では147.46円とニューヨーク市場の終値(147.47円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。本邦長期金利が上昇して始まったこともあり、ドル円は一時147.34円までじり安になった。しかし、5・10日(ゴトー日)と言うこともあり、東京仲値前後にかけてはやや円売りが優勢となり下押しも限られて147.52円まで戻した。その後は147.40円台を中心にもみ合いから抜け出せていない。

 ユーロドルは安値圏での取引。10時時点では1.0642ドルとほぼ同水準だった。9時前に1.0634ドルまで弱含み、約半年ぶりにつけた昨日安値1.0632ドルに近づいた。その後の戻しも浅く、前日安値圏での取引が続いている。

 ユーロ円ももみ合い。10時時点では156.93円とニューヨーク市場の終値(156.97円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。日経平均は大幅続伸しているものの、ユーロ円の反応は限定的。9時前には156.80円まで弱含んだが、東京仲値にかけては円売り意欲が強かったこともあり下値も支えられ、156.90円前後でもみ合い。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.34円 - 147.52円
ユーロドル:1.0634ドル - 1.0645ドル
ユーロ円:156.80円 - 156.99円


(松井)
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